2010年11月30日
お弁当~お弁当~嬉しいな♪
最近巷では「弁当男子」なるものの流行の兆しがあるとかないとか?
かくいうワタクシも「弁当男子ならぬ弁当オヤジ」でございまして
ほぼ毎日、手弁当生活を送っているのであります。
その理由は??
① 食費を抑える。
それもある!
② 昼時外に出るのが面倒。
おおいにある・・・特に食べながら仕事もザラだし。。
だけど本当の理由は・・・
弁当箱が好きなんです!!
3年ほど前に大井川へのリバートリップの際、手に入れた弁当箱がコレ↓
井川メンパ(青木工芸社)
この手の器物ですと秋田は大館の「曲げわっぱ」が有名ですが
わっぱが杉材を使用するのに対し、メンパは檜材が使用されます。
最近のワタクシのライフワークとして日本各地の特産品を製造現場や製造者と
コンタクトしながら入手する事をたびたび行っておりますが
このメンパはその活動第一回目の品物であり以来、3年間愛用しているのであります。
井川メンパの特徴は檜材を山桜の皮で止め、柿渋を下地に塗ってから漆を本塗りする
という一連の作業を全て一人で行うという事です。
通常、漆塗りは塗師といわれる専門がおりますがメンパに限っては全て工程を通してしまうそうです・・・
今で言う生産コストの削減なんでしょうかねぇ??
ワタシが訪れた「青木工芸社」もおじいさんが一人黙々と作業され
柿渋だけ塗られたメンパが雑然と積まれていた記憶があります。
二段入れ子の小判型は非常に汎用性と収納性に優れて大飯喰らいに適した代物ですよ(笑)
ちなみに漆は抗菌作用があり中身が腐りにくいそうです。
ただ結露がな・・・毎回白飯のびちょびちょ具合に悩まされています。
がそこで結露に解決すべく導入されたのが
前述「曲げわっぱ」です。
昨秋の東北旅行の際、大曲で手に入れたました。
左:栗久
右:大館工芸社
大館工芸社では実際に社長さんに工場内を案内頂いて製作の現場を見させて頂いたり
栗久さんでは奥様に色々お話を伺ったりととても勉強になりましたが
ひとつ興味深かったのは作り手によって日本の食生活におけるワッパの位置づけが若干異なる事。
その一例として挙げられるのが「ウレタン加工」です。
そもそも曲げわっぱは内部の結露を防ぐべく余分な水分を吸い取り食物自体の
風味を損なわないようにするのが特徴とされてますが
日本人の食生活が欧米化するにつれて油物が多くなったり醤油だのソースだのと濃い調味料を
多用する傾向にある中でお櫃と違い、弁当箱はそれらの食物にも対応すべく
表面にごく薄いウレタンコーティングが施されている物が生み出されており
作り手側の考えで積極的に取り入れる方とそうでもない方がいるように思えました。
たまにおサレな感じのおねーさんがその手の雑誌でウレタンコートしているのは
駄目でしょ的な事を雑誌で書いてましたが、そんな事もないじゃないかと・・・
要は使い手側が用途に応じて選べば良いわけですから。
ちなみに大館工芸社製の弁当箱はallウレタンコートあり、
栗久製はウレタンなし(二段入れ子タイプはおかず段のみウレタンコートありの物もあります)
栗久のわっぱの特徴は蓋材が中央部に向かって厚い!?おそらく5mm以上はあるんじゃないかな?
それだけいっぱい水分を吸い取ってくれる訳なんですが、
実際に使用してみると・・・相当ウマイ!!ですよ
「メンパ」も「わっぱ」もワタシにとってバイブルであるこちらの本で紹介されてますので
興味のありありの方はゼシゼシ読んでみてくださいな?
「DESIGN BUSSAN NIPPON」
かくいうワタクシも「弁当男子ならぬ弁当オヤジ」でございまして
ほぼ毎日、手弁当生活を送っているのであります。
その理由は??
① 食費を抑える。
それもある!
② 昼時外に出るのが面倒。
おおいにある・・・特に食べながら仕事もザラだし。。
だけど本当の理由は・・・
弁当箱が好きなんです!!
3年ほど前に大井川へのリバートリップの際、手に入れた弁当箱がコレ↓
井川メンパ(青木工芸社)
この手の器物ですと秋田は大館の「曲げわっぱ」が有名ですが
わっぱが杉材を使用するのに対し、メンパは檜材が使用されます。
最近のワタクシのライフワークとして日本各地の特産品を製造現場や製造者と
コンタクトしながら入手する事をたびたび行っておりますが
このメンパはその活動第一回目の品物であり以来、3年間愛用しているのであります。
井川メンパの特徴は檜材を山桜の皮で止め、柿渋を下地に塗ってから漆を本塗りする
という一連の作業を全て一人で行うという事です。
通常、漆塗りは塗師といわれる専門がおりますがメンパに限っては全て工程を通してしまうそうです・・・
今で言う生産コストの削減なんでしょうかねぇ??
ワタシが訪れた「青木工芸社」もおじいさんが一人黙々と作業され
柿渋だけ塗られたメンパが雑然と積まれていた記憶があります。
二段入れ子の小判型は非常に汎用性と収納性に優れて大飯喰らいに適した代物ですよ(笑)
ちなみに漆は抗菌作用があり中身が腐りにくいそうです。
ただ結露がな・・・毎回白飯のびちょびちょ具合に悩まされています。
がそこで結露に解決すべく導入されたのが
前述「曲げわっぱ」です。
昨秋の東北旅行の際、大曲で手に入れたました。
左:栗久
右:大館工芸社
大館工芸社では実際に社長さんに工場内を案内頂いて製作の現場を見させて頂いたり
栗久さんでは奥様に色々お話を伺ったりととても勉強になりましたが
ひとつ興味深かったのは作り手によって日本の食生活におけるワッパの位置づけが若干異なる事。
その一例として挙げられるのが「ウレタン加工」です。
そもそも曲げわっぱは内部の結露を防ぐべく余分な水分を吸い取り食物自体の
風味を損なわないようにするのが特徴とされてますが
日本人の食生活が欧米化するにつれて油物が多くなったり醤油だのソースだのと濃い調味料を
多用する傾向にある中でお櫃と違い、弁当箱はそれらの食物にも対応すべく
表面にごく薄いウレタンコーティングが施されている物が生み出されており
作り手側の考えで積極的に取り入れる方とそうでもない方がいるように思えました。
たまにおサレな感じのおねーさんがその手の雑誌でウレタンコートしているのは
駄目でしょ的な事を雑誌で書いてましたが、そんな事もないじゃないかと・・・
要は使い手側が用途に応じて選べば良いわけですから。
ちなみに大館工芸社製の弁当箱はallウレタンコートあり、
栗久製はウレタンなし(二段入れ子タイプはおかず段のみウレタンコートありの物もあります)
栗久のわっぱの特徴は蓋材が中央部に向かって厚い!?おそらく5mm以上はあるんじゃないかな?
それだけいっぱい水分を吸い取ってくれる訳なんですが、
実際に使用してみると・・・相当ウマイ!!ですよ
「メンパ」も「わっぱ」もワタシにとってバイブルであるこちらの本で紹介されてますので
興味のありありの方はゼシゼシ読んでみてくださいな?
「DESIGN BUSSAN NIPPON」
Posted by jettake88 at 21:00│Comments(0)
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