12/6-7 Black Dog@Mt.dog

jettake88

2008年12月22日 19:20

2008年も残り1ヶ月を切りました。
そろそろ巷ではクリスマスモード突入と思いきやクリスマス・ケーキより何かとフ・ケーキの話題が
多いような気がしますね。。


さて突然ですが放置民バードメン氏が旅に出るってー事で見送りに行ってきました・・・
な・なんと!愛知まで(苦笑)

放置民6名&1匹と各々の装備で満載の走る黒棺桶となった我が黒車は真夜中の東名を激走
朝方、彼の地「犬山キャンプ場」に到着したのでした。

「追悼!バード男闘呼@犬キャン」のはじまり~はじまり~☆

さてこのキャンプ場は私の強い希望で行く事になったのですが
その理由はコレ↓


売店裏のラウンジに並べられたウッドバーニング・ストーブの数々。。
コレが見たかったんだな~


最近、薪ストーブを初めとしたバイオマス燃料系ストーブにすこぶる反応しているワタクシ。
殊にどこでも拾える小枝や枯れ草などを効率よく燃焼する事ができる小型ウッドストーブには
かなり興味があります。
そのうち自作できたら良いなと考えておりますが、果たしてそんな時間と余力が
今の生活のどこにあるのやら。。

当初の目的として「二次燃焼方式」の「WOOD GAS CAMP STOVE」「BUSH BUDDY」の現物を見に行き
どちらかもゲッツする予定でした。
「二次燃焼方式」ですと一次燃焼で発生する煙まで二次燃焼で燃やしてしまうので薪さえ選べば
比較的無煙のクリーンな感じ??
タープの下ぐらいなら煙くならない事でしょう。

だけど「WOOD GAS CAMP STOVE」は電池式のモーターファンで強制的に送風する為、
モーターが止まったら当然火が消えます。。
なので炭でも同様の事が言え、瞬く間に酸素不足で窒息してしまいます。
それに灰が送風によって舞い上がり屋根下で使うにはウットウシィやろなぁ・・(なんで関西人やねん)

一方、「BUSH BUDDY」
これはモーターによる外部パワーソースがないにも関わらず構造だけで二次燃焼できるかなり優れもの!
各国のライトウェイト・バックパッカーが賞賛するだけはあります。
ですがあくまでライトウェイト・バックパッカー向けに開発されたモノだけあってかなりコンパクトに設計されている。。
例えれば百均の灰皿みたいなものです(なんせSP社のクッカーに収まるくらいですから・・・)
しかもその癖、金額はピカイチのハイ・プライス!!
今回はトランギアTR-29の4Lビリーポッドや焚火缶L対応のカマド容量の大きいストーブを
考えていたので残念ながら却下・・・もうちょっと大きいタイプがあってもいいのに。。


って事で今回は「LITTL BUG STOVE」なるものを一晩レンタルする事に。


実はここ犬山キャンプ場では希望すればこれらウッドストーブを無料で貸して頂けます(もちろん買う事を前提にね!?)
ちなみにこの「LITTL BUG STOVE」はここでは一個も売れていないんだそうな・・・

さぁさぁガンガン燃やしますよー本来の性能を引き出す為には借り物と言えど容赦しないのが我ら放置民。
火付きはなかなかスムーズ!ガンガン薪をくべて護摩壇の如く火柱が・・・あっタープが焦げそう。。



隣では「The Honey Stove」も炸裂!!

ついでに「The Honey Stove」と「Optimus Nova#80」をセットして炊飯仕様!!!




コレは犬山キャンプ場を根城とする仕事明けの翌朝入りした地元放置民キワノ氏所有の
「MAGIC FRAME」
コレももちろん犬山キャンプ場で販売チュー★
実物は想像以上に頑強で、燃焼効率もすこぶるヨカヨカって感じです。
個人的には当初の購入候補に入っていなかったのですがかなり心がグラつきました。
置いてあったストーブの中では一番トータルバランスの取れたストーブだと思います。

楽しいぃ~なぁ火遊びは♪いくつになっても止められまへーんって
ハマるとどんどんそっちの傾倒していくというか転落していくワタクシ。。
このまま行くと今度は我が家がストーブだらけに(汗汗)

さてさて気を取り直してこちらは今回の放置村全景。


中央にはミサ会場となった我が家の代々木体育館「OGAWA Fieald Octa」ポール長を200cmに落としてロースタイル対応型にし中心で前述「Littel Bug Stove」にて焚火しました。
出入口の一方を締め切れる為の何かを取り付ければ結構寒さは凌げます。
ただファイヤープレイスにはそのうち難燃素材を貼り付けようかな・・・


そしてこちらが今回の我が家

「WALRUS MICRO SWIFT」
WALRUSとはSIERRA DESIGHNを創業した二人が新たに立ち上げたブランド・・・って言っても
もう10年以上も前の話。。
その後、WALRUSもMOSS同様に現MSRに吸収されて消滅してしまいました。
ですが、MSRのテント「FUSION」や「ZOID」は実はWALRUSがオリジナルだった事は
ご存知だった方も少なくないのでは??

さて我がMICRO SWIFTもMICRO ZOIDの流れを汲むBIVY型ソロテント。
おそらく2000年頃の製造かな??
Made in 韓国でありまして、その作りはほぼ玩具です。 。フルメッシュに近い本体とペラペラのフライシート。。

フライシート後方には懐かしのトド次郎(仮名)君のお姿が♪


仕様から言ってもこれは当然真冬に使うべきテントではありませんが
買ってからまともに使った事がなかったので我が家的UL志向へ移行にするに伴い、今回のテスト使用となったのであります。

それにしても、サスガBivyとあって黒犬と寝るには相当狭い!!!
黒犬もどこに寝て良いのか判断に困っているようでして中腰でテント内で呆然としている姿が外から見ても
ヤツの頭の形に変形しているテントフライの形状で容易に想像が付きます(苦笑)
がしかし、コレでもか!?っと言わんばかりに無理やり我が身体をねじ込んで黒犬と団子状態で眠りに付いたのでした。
お陰でフルメッシュのテントなのに寒さを感じず熟眠できたのは言う間もありません。
もちろん結露はしますが気になるほどのモノでもありません。

逆に夏だったら暑苦しくて一人でも泊まれないかも・・・
そして前回の大菩薩キャンプ同様、Integral DesignのSil-Ponchoで今度は後方に荷物置場を展開!!
コレもなかなか良い案だと我ながらご満悦♪



そして熟眠できた理由のもうひとつがコレ↓


ダウン寝袋!!!とうとうゲッツしました。
手入れ不精な私としましてはダウンより気軽に使える化繊系ダウンばかり愛用してきましたが
寄る年波には勝てないものなのか寒さにかなり弱くなりました。
そこで「The Honey Stove」購入時にまとめてオーダーしたのです。


「Golite ADRENALINE 0°F」(摂氏-16度)
羽毛800FP&シェルはPERTEXでジッパーは少し前から気になっていたフロントハーフジッパーです。
でもなぜかW`sが届きました・・・しかしながらサイズスペック見ると長さは同じで体囲が数インチ小さくなるようです。
ビッタリ寝袋好きな人には良いかも??かくいうワタクシもビッタリ派なので無問題なんですが・・・
色がねーこれで寝ると↓

みたいジャネ???

そんな訳でとりあえず「た~らこ~♪た~らこ~♪」と入ってみると・・・
す・す・すごーいっ体温でどんどんシュラフが膨らみます。
あったけ~☆その名の通りアドレナリンがドバドバ出そうな勢いです
寒空の下でいつのまにか爆睡しちゃってました。
まさに過酷な状況で熟眠を得る為の最高のギアですね。

さぁ愛知での生活もあと僅か・・・名物も名所も堪能せず犬山の奥地でただただヒッソリと暮らしておりました。
当初は帰りしなにミソカツ的な名物を食すつもりでしたがどこも閉まっているようでして已む無く
キワノカーで連行されていくバードメン氏を見送りながら我々も愛知を跡にしました。

あっ・・・小倉トーストだけは食べましたよ(アレは名古屋名物と呼べるのか???)

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